
以前にちょろっとツイッターで書いたことですが、今後デスクトップ・パソコンは3Dゲーミングと動画編集、3DCGデザイン、3DCADなどのクリエイティブ系の作業に特化していくと思われます。そして、ノートパソコンでさえもその立ち位置をタブレット型デバイスに奪われていくことでしょう。
例えば、インターネットや文章作成、電子書籍の読書、オフィス系ソフトでの作業、軽めのゲーム、その他ありとあらゆる用途がアプリケーションの充実でWindowsタブレットやAndroidタブレットで可能になりました。個人のネットライフから、仕事まで用途に合ったタブレットが一台あれば事足ります。
さらにネット回線も光などの固定回線からモバイルwifiへと移行して行くと思われます。光の固定ネット回線がどうしても必要な大容量で高速なデータ通信を必要とする機会は少ないですし、タブレットの携帯性とモバイルwifiの相性は抜群で、場所を問わずインターネット環境を利用出来ますし、スマホもそのwifiに接続すればさらにランニングコストを削減出来ます。
ジサカーとしては少し悲しい気もしますが、これも時代の流れでしょう。
そんな訳で本日はタブレット端末の選び方とその用途、そしてモバイルwifiを特集してみようと思います。
■タブレット向けOSの選び方
まず、タブレットを選ぶ際には「OS」を選ばなくてはいけません。
第一の候補は「Windows」。デスクトップとまったく変わらない機能を備え、莫大なWindows系ソフトウェア資産を存分に活かせるため、ほぼ出来ないことはありません。タブレットの場合、CPUの性能がデスクトップやノートパソコンより低性能ですが、それでもネット視聴やオフィス系作業、「アメーバピグ」や「艦これ」のような軽めのFlashゲームまで快適に動きます。
仕事で使う前提でタブレットを選ぶのであれば、Windows OSのタブレットが最適でしょう。
次にオススメするOSは「Android」。アプリの充実によってWindowsに劣らない多様な運用が可能です。プライベートでの使用がメインであれば、ソーシャルゲームやエンタメ系のアプリが充実しているAndroidを選ぶと良いでしょう。
最後はご存知Appleの「iOS(iPad)」。コチラもアプリの充実で用途においてWindowsやAndroidに引けを取りませんし、デバイスとOSの親和性や快適性、操作の簡単さやセキュリティではAndroidよりも分があります。
ただしAppleの方針で「Adobe Flash」に非対応だったり、MicroSDカードスロットが非搭載だったり、外部接続のポートが少なかったり、タブレットとしては値段が高額だったりと、デメリットも多々あります。用途によっては追加デバイスの購入が必須のため、コスト面では他の二つのOS搭載モデルより劣っています。
■Windowsタブレットの選び方
今発売されているWindowsタブレットの多くは「Windows8.1 with Bing 32bit」が主流です。
現行のデスクトップ・ノート向けOSは64bitが主流になりつつありますが、低価格帯のWindowsタブレットでは搭載メモリが1~2GBと少ないため、メモリ消費量が少ない32bitが採用されています。さらにほとんどの低価格モデルがフルHDより低い画面解像度1280x800(WXGA)となっています。
低価格帯ではローカルのストレージ容量が少ない製品が多いですが、今のWindows OSには標準でクラウドストレージの「OneDrive」が付いてきますし、「Dropbox」や「Googleドライブ」などを併用すれば、保存するデータ容量を十分補完出来ます。
価格はWindows OS搭載としては破格な1万円台~3万円の手頃な製品が多く、低価格でも「Microsoft Office」がプリインストールされているモデルもあり、オフィス系用途でも購入後すぐに作業が可能です。
正直、値段は安すぎるくらいに安いですが、こと性能面では用途次第で不安が残ります。用途が軽い作業に限定される場合のみ、低価格帯のWindowsタブレットを選びましょう。
●Windowsタブレット
ノートパソコンと同等以上のフルスペックな高性能Windowsタブレットは10万円前後の「Surface Pro 3
コチラは値段に見合った高性能で、ノートパソコンに引けを取りません。デザインなど少しスペックを要求される作業をしたい場合には、高性能Windowsタブレットも選択肢の一つです。
Windowsタブレットを使う場合、タッチ操作前提で作られていないデスクトップ向けソフトウェア用に、Bluetoothキーボードとマウスがあると便利です。文章作成なども楽になりますし、正直Win8.1のソフトウェア・キーボードは使いづらいです。(サードパーティ製のソフトウェア・キーボードも現状では導入出来ません)
ですので、低価格モデルのWindowsタブレットを存分に活かしたい場合には、別途キーボードとマウスの購入がオススメです。
●Windowsタブレット キーボード
●Bluetooth マウス
「USBポートが足りない」という場合には、microUSB端子対応のUSBハブでポート増やすことが可能です。
●microUSB ハブ
■Androidタブレットの選び方
「Windows向けソフトウェアが使えない」という唯一のデメリットを除けば、Androidタブレットも仕事にプライベートに十二分な性能を発揮します。
元々タッチ操作のスマホ向けに開発されたOSですので、OSからアプリまでタッチ操作に特化されていますし、アプリも充実し今やWindowsノートパソコンの代替になりつつあります。
特にエンタメ・ゲーム関連ではWindowsタブレットよりも快適に動くアプリケーションが充実していますので、プライベートで遊ぶ端末としてはAndroidタブレットが最高のデバイスです。
上記のBluetoothキーボードもAndroidで使用出来ますので、小説やライター業の方でも最近はAndroidタブレットを使用する人が増えています。
性能としてはクアッドコアの2~4GBメモリ搭載の製品がオススメですが、価格重視であれば低性能ながら1万円以下の物も販売されています。大抵のAndroidタブレットにはMicroSDカードスロットが搭載されていますので、ストレージ容量が少ない場合にも増設が可能です。
●Androidタブレット
さらに話題の「Google Chrome Cast」を使えば、HDMI接続で大画面の液晶モニターやテレビにAndroidや対応アプリの画面をストリーミングすることが可能です。
●Google Chrome Cast
AppleのiOS関連デバイスやWindowsでもGoogle Chromeブラウザのストリーミング(ミラーリング)であれば利用出来るようです。
Windowsタブレットもmicro HDMI端子が搭載されている製品なら、直接ケーブルで繋いで大画面にタブレットの映像を出力することが可能です。
■オススメのモバイルwifi WiMAX 2+ LTE
デスクトップを必要としない人で、ノートやタブレットだけをメインで使う場合には、ネット回線もモバイルwifiに一本化するとランニングコストが削減出来ます。
通信速度も軽い作業やメールのやり取りレベルならまったく問題ありませんし、何より出先でもネットに繋がり、スマホのデータ通信もwifi接続にしてしまえば通信料の削減にもなります。
場所を選ばず常時ネット接続が可能なことによってクラウドストレージも活きますし、余程大容量の通信や高速通信が必要でなければ、モバイルwifiはコスト面でも便利さでも固定回線より有用です。
固定回線からの乗り換えを進めるために各社お得なキャンペーンを実施中ですので、月額料金や端末代金、キャンペーンの内容を精査して自分に合ったサービスを選びましょう。
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各社それぞれ「キャンペーン内容」「サービス内容」「月額」「端末代金」などが違いますので、よく内容を確認してから契約しましょう。中にはキャッシュバックで固定回線の解約手数料を相殺出来る場合もあります。
夏に発売される「Windows10」に合わせて、より高性能なタブレット端末も発売されるでしょうし、モバイルwifiも進化を続けています。ソフトウェア面でも軽くて多彩なアプリケーションが増えていますし、時代はデスクトップ+固定回線からモビリティに移行していくでしょう。
今はまだ性能面ではデスクトップやノートパソコンに有用性がありますが、SoCやCPUの低消費電力・高性能化のブレイクスルーや、通信容量制限の無い高速なモバイルネット回線の開発と普及で、時代はこれからさらに変わっていくと思います。
「タブレットとスマホがあれば、他には何も必要ない」みたいな時代もそう遠くはありません。
遊びに仕事に経費削減に、時代を先取りして「タブレット+モバイルwifi」の導入を検討してみてはいかがでしょう?
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