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史上最強のリファレンス水冷デュアルGPUグラボ「Radeon R9 295X2」をAMDが発表!

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史上最強のリファレンス水冷デュアルGPUグラボ「Radeon R9 295X2」をAMDが発表!

史上最強のリファレンス水冷デュアルGPUグラボ「Radeon R9 295X2」をAMDが発表!

ダダンダンダダン・・・ダダンダンダダン・・・(ターミネーターのイメージで)つい数日前から自作・PC・IT系ニュースサイトで話題になっていた「AMDから届いた謎のアタッシュケース」ですが、遂にその中身がお披露目されましたビックリマーク

↓そのアタッシュケースはコチラ
AMD Radeon R9 295X2 謎のアタッシュケース


中身は何と「世界最速・史上最強」のグラフィックボード「AMD Radeon R9 295X2」。いやあさっすがAMDさんクラッカー僕はてっきりTITANかGTX 780 Tiを二つ積んだ(内部SLI)のNVIDIAデュアルGPUグラボの方が先に出ると思っていました。AMDがハイエンド市場に先手を打った感じですね。

2GPUグラボをご存じない方のために基本情報を少し説明しておくと、グラボ(GPU)というのは単体でも十分な性能を発揮しますが、GTXなどのNVIDIA系は「SLI」、RシリーズなどのAMD Radeon系だと「CrossFire(略してCF)」という機能によって2枚のグラフィックボードを同期させ、それらの規格に対応した3Dゲームやアプリケーションで大幅な性能強化が可能になります。単純に2倍近い性能を発揮する場合もあります。当然、ボードが2枚に増えるため消費電力や総発熱量は増大しますが。

余談ですが、ゲームやソフト自体がSLI、CrossFireに対応していない場合には一切意味がなく、一つはお休みで単体のGPUだけが動作します。まあ基本、ゲーマーや重めの動画編集、3Dグラフィッカー、ゲームデザイナー向けって感じです。ちなみにマザーボードがそれらの規格に対応していない場合には、二つのボードを挿してもSLI、CFとして動作しません。

そして2GPUグラボというのはそのSLIやCFを一つのボード内で行っているという訳です。2枚のグラボが1枚に収まっていると考えていただければ概ね間違いありません。これにより、まずマザーボードのPCI Expressポート(グラボを挿すポート)の節約になり、より多くのグラボを搭載でき、部品削減のため消費電力も若干抑えられます。2スロット幅のグラボなら物理的な容積が実質半分になるので、ケース内の熱拡散にも影響しそうです。

という訳でデュアルGPU搭載グラボは、2枚のグラフィックボードを買ってSLI、CFを組むより手軽に様々な恩恵を得られるのです。何より1ボードで桁違いの性能を得られるのが、自作厨的に萌えポイント。

そして、今回発表された「AMD Radeon R9 295X2」は、現時点で最速・最強のグラフィックボードなのですDASH!パチパチパンチドンッ

まず注目したいのが、リファレンス(GPU製造メーカーが標準で取り付けるクーラー)がボード全体のチップを冷却する空冷ファン+各GPUコアを冷却する水冷ユニット搭載というところ。単体でも高性能且つ高発熱のGPUですから発熱量が心配ですが、これなら冷却性能が期待できそうです。通常グラフィックボードの冷却ファンは発売されるASUSや玄人志向などのメーカーが独自のものに差し替えたりしますが、これは恐らくリファレンスのまま発売されるでしょう。静音性も期待できそう。

搭載されているGPUそのものは、既に発売されている「R9 290X」と同じもののようです。それをボード内部でCrossFireした製品ってことですね。デュアルGPUの場合、クロックを落として発熱量をコントロールするということがありますが、今回は特製クーラーのお陰で通常の1000MHzから1018MHzに若干オーバークロックされています。

コレ、消費電力がヤバイですねあせる公称典型消費電力が500Wで公称最大消費電力は550Wだそうです・・・。グラボ単体で、この消費電力。安定動作させるためには1000Wクラスの電源ユニットが必要でしょう。さらにもう一枚追加したらグラボだけで1000W超えてしまいます。そうなると1500W級の電源を搭載しないと・・・。電気代やブレーカーが心配になるレベル。

中身は「R9 290X」なので、当然話題の「Mantleテクノロジー」や「AMD TrueAudio」などの最新技術に対応し、超重量級ゲームを4K解像度で快適に遊ぶことが出来そうです。いや、もうそんなレベルじゃないかも。AMD Eyefinityテクノロジーでモニターを組み合わせて、200万ピクセルを表示させても「物ともしない」と公式サイトに書いてあります汗コイツぁモンスターや!
( ̄□ ̄;)

詳細なスペックはコチラ。

製品名:Radeon R9 295X2
ストリーミングプロセッサー数:5632基(2816基×2)
コアクロック:1018MHz
グラフィックメモリ:GDDR5 8GB(4GB×2)
メモリクロック:5GHz
メモリバス幅:512bit×2
TDP:500W
電源:8ピン×2

ふと、「何に使えばいいんだろう?」って思ってしまった。まあ、技術は日進月歩なので「AMD Radeon R9 295X2なんかじゃ低スペ過ぎてそのゲームは動かないよ」なんて日も来るんでしょうが、それはかなり遠い未来のお話。最低でも向こう5~10年くらいはハイエンドで使えそうな最速・最強のグラフィックボードです。

ああ、まだ発表されたばかりで発売はされていませんので、ここまでの怪物くんが必要無い方は「R9 290」や「R9 290X」はいかが?「R9 290」なら5万円前後で買えまっせ。ちなみに「Radeon R9 295X2」の予想価格は17万円前後。お値段も怪物級です。

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