パソコンの匠直伝! パソコンの選び方 ノートパソコンかデスクトップか? ネット回線の選び方
本日は大学の新入生や新社会人に向けたパソコンの匠直伝の「パソコンの選び方講座」なんて感じの記事を書いてみたいと思います。「直伝」と書いたからには結構本気でっせ。
■今買うのは時期が悪い
イキナリこんな副題。ぶっちゃけ今すぐ必要という人は多いかも知れませんが、今パソコンを買うのは本当にタイミングが悪いです。
・理由その1「Windows10が年内に発売されそう」
パソコンの基本となる「OS(オペレーティング・システム)」のバージョンはあらゆる意味で重要です。まず最新のパーツには最新のOSがその性能を引き出し安定させてくれますし、脆弱性(バグやセキュリティホールなど)への対応保証も期間が長いため、長期間使い倒す予定ならその時の最新のOSを選ぶのが最善です。
しかし、発売当初は未発見のバグによる不安定さやソフトウェアの対応状況が遅れるなどの理由で、本来なら新OS発売の半年~1年後の購入が望ましいところです。つまり「Windows10」の正確な発売時期は公表されていませんが、今年の夏頃に発売されるとして年末ごろが最適な購入時期になるでしょう。
Windows10の発売後一年間の間「Windows7」「Windows8」「Windows8.1」から無償でアップグレードが出来るという話ですが、万が一パソコンが不安定になったりウイルスやマルウェアに感染して「クリーンインストール」する場合には、手元にあるメディアが古いOSであるため結局ロールバック(以前の状態・バージョンに戻る)してしまいます。(バックアップをメディアに保存する方法もありますが)
余談ですが、今最もシェアの大きい「Windows7」は既に本来のサポート期間が終了しており、今現在は「延長サポート期間」となっています。恐らく5年後の2020年には完全にサポートが終了されるでしょう。
「長く使いたい」という場合には「今は待つ」という選択もありますし、あと5年(Windows8.1なら8年)と割り切って購入するか、「Windows10搭載パソコン」が発売され安定化するまでの「つなぎ」として安物を購入して使うというのも良いかもしれません。その間に貯金をして良いPCを買うというのが最善でしょう。まあ、Apple MacユーザーやLinux OSのユーザーには無関係なお話ですが。
・理由のその2「高い」
日本メーカー、海外メーカー、自作を問わずパソコン内部のパーツは基本的にほぼ輸入品です。ですので為替の影響を多大に受けますし、パーツやパソコンそのものが新しければ新しいほど生産ラインが確立しておらず高い傾向にあります。そして今現在為替の影響でPC関連のパーツは値上がりしており、特にメモリはかなり高額です。(為替以外の理由もありますが)
ジサカー(パソコン自作熟練者)になれば、叩き売りの中古ジャンクパーツを集めて「デスクトップを一台でっち上げる」なんて荒業も可能ですが、一般の人には難しいでしょう。さらにノートパソコンでは不可能ですし、中古品でもそれなりのスペックのノートパソコンはあまり値下がりしません。
ノートパソコンを買う場合には精神衛生的にも寿命や修理サポートを考えても新品を購入する方が良いでしょう。
・理由その3「USB3.1(Type-C)などの新規格の普及がこれから」
USB3.0の約2倍の転送速度や電力供給性能が向上した最新規格のコネクタ「USB3.1」。僕の知る限りAppleの新型MacBookとDellの新型ノートパソコン、一部のマザーボードにしかまだ搭載されていません。
その他にもメモリが高速化したDDR4や内蔵ドライブの高速化に繋がるM.2、SATA3.2、映像出力のHDMI2.0など様々な規格がちょうど今転換期。今年中にはこれらの新規格が普及すると考えられますので、今パソコンを買ってしまうと新規格に対応した高性能なデバイスを活用出来ません。
たった一年で旧規格の旧式パソコンに成り下がってしまう可能性があります。まあ、あまり性能を追求しないのであれば無関係な話ではありますが、どう考えても「最高のタイミング」とは言えません。
という訳で、今パソコンを選ぶなら「割り切って」購入することをオススメします。
■デスクトップかノートパソコンかタブレットか
パソコンを選ぶ上でまず初めに決めなくてはならないのが「予算」と「用途」。
当たり前の話ですが、安いパソコンやノートパソコンは性能に限界があるため、その用途は限られます。何ならタブレットの方が利点が多い場合もある程です。デスクトップに関してはグラボやメモリを増設するなど、現状の予算から後に追加することも可能ですが、購入の際には先々まで見通してパーツを選ぶ必要があります。(特に電源ユニットの容量やマザーボード、ケースの拡張性)
「安くて高性能で何でも出来るノートパソコン」なんて物は存在しません。CPUやGPUの低発熱低消費電力が進んだとは言え、今でもまだ「性能比での発熱」の問題は大きく、性能を求めるならデスクトップ、ノートパソコンは持ち運びするための「使い捨ての子機」と割り切って考えた方が良いでしょう。
ですので、レポートやプレゼン、営業などの「持ち運ぶ必要がある用途」では低価格な「Androidタブレット」というのも選択肢の一つです。最近はアプリが充実していますので、大抵のことはタブレットでも可能です。
とりあえず断言出来るのは「iMac以外の一体型パソコン」と「ゲーミングノートパソコン」は特別な理由と知識と余裕が無い限り避けましょう。望む結果が得られない場合がほとんどです。
頻繁に持ち運ぶ必要がある場合には極力軽くて安いノートパソコンやタブレットを選択し、3Dゲームやエンコード、動画編集やクリエイティブな用途で使うならデスクトップと、キッチリ用途に合わせた買い物を心がけましょう。
DTMやレコーディングでPCを持ち運ぶ必要があり、且つそれなりのスペックが必要な場合には後で書く「ノートパソコンの選び方」もしくは「タブレットの選び方」を参考にして下さい。
■ネット回線をどうするか?
パソコンを語る上で切り離せないのがインターネット回線。
今回は新入学生や新社会人がターゲットですので、多くの人がそれほど裕福では無いでしょう。生活費を切り詰めるためにはランニングコストを削減することが一番です。その中で重要なポイントとして「ネット回線の選び方」というのもちょこっとアドバイスを。
まず光などの固定回線ですが、安定した高速な通信と容量がほぼ無制限で使えるというのがメリット。重いデータを頻繁にダウンロードしたり、FPSなどのネット回線が重要な3Dゲームでは固定回線が必須ですし、回線が途切れることもほぼありません。ですので、予算に余裕があるなら自宅に光ネット回線は欲しいところです。
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光回線ならauひかり!スマホとセットで更にお得な割引も!しかし、当たり前ですが固定回線は持ち運べません。ノートパソコンやタブレット、そしてスマホのネット代削減を考えるなら「モバイルwifi」という選択が最もコスパが良いと思います。最近のモバイルwifiは通信速度も速く、都心部では比較的安定して繋がります。
様々なデバイスでネットをするなら固定回線を持たずにモバイルwifiに一本化すると、かなりランニングコストが削減出来ます。さらにスマホもSIMフリーのMVNO回線にすればネットはモバイルwifiで電話を受ける時はMVNO回線なんて活用法も可能です。そうすることであまり電話を掛けないならかなりの節約が可能になります。
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ケータイ代を安くする 格安 SIMフリー スマホ と MVNO 回線 ASUS ZenFone」
ついでと言ってはなんですが、MVNO回線のSIM契約やモバイルwifiの支払いはクレジットカード決済が必須の場合が多いです。あまり新入学生や新社会人に借金を教えるのは気が引けますが、「月額支払いのため」と割り切ってクレカを持つのは現代社会では必須でしょう。
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三井住友VISAカード■ノートパソコンの選び方
さて、基本的な前情報は粗方ご紹介しましたので、お次は本題の「パソコンの選び方」へ。
まず自宅での利用が9割で、ほぼ外に持って出る予定が無いのならノートパソコンはオススメしません。ノートパソコンというのは構造上排熱の限界やバッテリー持続時間のために性能を犠牲にしていますし、同じスペックだとデスクトップと比較して割高になりコスパも悪いのです。
つまりパソコンとしての性能やコストパフォーマンスではどう転んでもデスクトップには勝てません。ですので、外での作業や外出先でパソコンを利用することが必須の場合のみノートパソコンを選びましょう。そしてその用途の場合「タブレットで代用出来ないか?」ということも忘れずに。Office系での文書やグラフ、プレゼン資料などの作成や、動画の視聴などより低価格なAndroidタブレットで代用出来る場面も多くなりました。
アプリも充実していますし、キーボードやマウスを接続することも可能ですので、限定的な使用なら「Androidタブレット」も選択肢の一つです。
しかしながら当然タブレットにもデメリットはあります。まずCPUの処理能力は多くの製品でノートパソコンに分がありますし、Windows OSやMac OSでなければならない用途も多数あります。例えばイラレやフォトショでのDTPやデザイン、プログラミングや仮想環境でのテストなどはAndroidでは難しいでしょう。
つまり処理能力や汎用性ではデスクトップ>ノートパソコン=Windwowsタブレット>Androidタブレットという図式です。もちろん採用されているパーツや価格によってはこれが逆転する場合もありますが、「同じ価格で」という前提で言えば概ねこの通りになると思います。
初めに「予算」と「用途」と言ったのは、用途に合った最適なパソコン、またはデバイスの選択に最も重要だからです。
ではパーツごとのスペックの見方をお教えしましょう。
●OS
今パソコンを購入する場合、Windowsであれば「Windows7」か「Windows8.1」が選べます。Win95~XPを触っていた世代ならば、Win7が違和感がなくソフトウェアの後方互換性も高いので、「古いソフトを使いたい」場合には良いかも知れません。ただし動作の快適性やセキュリティなど様々な面で最新の「Win8.1」の方が高性能です。これからパソコンを使い始めるという場合なら最新のOSである「Windows8.1 Pro 64bit」が良いでしょう。
僕は「Windows7 Professional 32bit」と「Windows8.1 Pro 64bit」の両方をデュアルブートして使っていますが、パソコン熟練者にとってはどちらも使用感にさほど違いは感じません。XP以前の古いソフトを無理やり動かすためにWin7を使うくらいで、それもかなり色々弄くらないと難しいので、一般の方は最新のOSに慣れた方が今後のために良いと思います。
●CPU
パソコンの処理能力を左右する重要なパーツです。特にノートパソコンではパーツの交換が出来ないことが多いので、購入時にしっかり用途に合った物を選ばないと後悔する原因になります。
文章などのOffice系用途やネット視聴だけならCeleron、AMD A4~A6、Core i3くらいで十分ですし、これらの廉価版CPU搭載製品は価格も安いです。ただし価格相応に低性能ですので、出来ないことや通常より動作がモッサリするなどのデメリットを納得の上で購入しましょう。
次にCore i5やi7ですが、ノートパソコン向けには処理能力を落とした1GHz台のデュアルコアの製品と2GHz台のクアッドコアの二種類の製品があります。高性能なCPUはそれだけ電力を消費しますので、外出時のバッテリーの持ちを考えたらCore i5のデュアルコア1GHz台の製品がオススメです。AMD派の方はA8やA10という選択肢もあります。
●GPU
映像出力やその処理を担当するパーツです。最近のCPUにはGPUが内蔵されており、Core i系ではIntel HDグラフィックスやIris Proがそれです。CPU内蔵GPUに関してはIntelのCore i5やi7よりもAMD A10の方が高性能だと言われていますが、ブラウザゲームで多少の違いを感じる程度で消費電力を考えたらIntelの製品の方が良いでしょう。
上で何度も書きましたが、3Dの美麗な映像のPCゲームをノートパソコンでやるべきではありません。そして3Dゲームにとって最も重要なのがこのGPUというパーツですが、CPU内蔵GPUでは最低設定にしても動かないゲームがほとんどです。
一部「ゲーミング」を謳ったNVIDIAのモバイルGTXやRadeon Rモバイル搭載製品もあります。上位のモバイル向け専用GPU搭載製品ならば3Dゲームもかなり快適に動きますが、当然その分消費電力や発熱も増大しますし、熱処理のために本体が大きく重くなります。
携帯性やバッテリーの持ち時間を重視するなら「外出先で3Dゲームはしない」と割り切り、別途デスクトップを購入した方が結果的に節約になります。
●メモリ
4GBの製品と8GBの製品が主流です。今の時代、本来なら最低でも8GBは欲しいところですが、用途を割り切るならば4GBでも文書作成やWEB閲覧、軽いWEBブラウザゲーム程度は動きます。
ただし開けるブラウザのタブの数の限界や同時に起動できるソフトの限界など4GBでは「メモリ不足」が表示される可能性もあるでしょう。
●メインストレージ
本来なら耐衝撃性や快適性を考えてM.2接続などのSSD搭載製品が理想ですが、SSD搭載製品はまだまだ高く価格比の容量も少ないです。なので、「ノートパソコンは使い捨て」と割り切るならば外付けHDDや自宅のデスクトップなどにしっかりバックアップを取りつつHDD搭載製品が安上がりです。
●総括
「ノートパソコンの選び方」総括としては、頻繁に持ち運ぶ必要がある場合にのみノートを選び、消費電力やバッテリーの持続時間、用途を考えて出来る限り「安い」製品を購入しましょう。元々パソコンは持ち運ぶように設計されていませんので、ノートパソコンは物理的な衝撃や劣化で壊れることが多いです。ですので何度も言っている通り「使い捨て」と考えることを基本としましょう。
ノートパソコンを購入する際には下記のリンクからどうぞ。割高で不要なソフトてんこ盛りの国産メーカーは避け、ASUSなどの台湾ブランドで最低限のスペックで5万円台というのが落とし所でしょうか。3~4万円以下のPCは使い物になりませんし、10万円以上の製品を購入するなら別途デスクトップを買った方がお得です。
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ノートパソコン正直、外出先で利用するならこのクラスの製品で十分です。
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ASUS ノートパソコン HDD500GB、HDMI端子付きのB5ノートPC【送料無料】ASUS X200LA-KX037H X200LAシリーズ■Androidタブレットの選び方
上記した通り、アプリの充実やSoC(CPU)の高性能化でノートパソコンの代用になりつつあるタブレット。比較的ノートパソコンより安く、出来ることも扱える拡張子も徐々に増えています。
GmailやGoogle系のサービスを活用すれば、「ノートパソコンである必要が無い」という場面も多いでしょう。外付けやBluetooth接続でキーボードやマウス操作にも対応することが出来ます。
ただ激安なAndroidタブレットが存在する代わり、その性能はメーカーや製品ごとに大きな差があります。同じアプリで同じOSでも製品によってまともに動作しないこともしばしば。
ですので、ノートパソコンの代用としてタブレットを選択する場合には、それなりに高価な4~6万円台のノートパソコンの価格に近く画面サイズの大きい製品がオススメです。
●
Androidタブレット余談ですが、最近のAndroidタブレットは周辺機器が充実しており、DTMでのレコーディングや様々な用途に外付けデバイスで対応可能です。ノートパソコンでも結局は外付け機器が必要になる場合が多いので、一通り使い方やその方法を調べてから購入しましょう。
■デスクトップ・パソコンの選び方
かなり長文になってしまいましたが、やっとここでデスクトップの選び方を。このブログの趣旨で言うと「自作推奨」なんですが、初心者の方にはパソコン専門店のBTOや既成品がオススメです。
まずはパーツごとの選び方から。
●OS
OSに関しては「ノートパソコンの選び方」の項目に書いた通りで、ノートとデスクトップで特段違いはありません。タッチパネル搭載のノートパソコンの方がWindows8.1と親和性が高いですが、通常のデスクトップ画面からの起動も可能ですし、マウスでも問題無く操作出来ます。古いPCゲームを楽しみたい方はWin7、それ以外の場合にはWin8.1を選ぶと良いでしょう。デスクトップならSSDやHDDを増設してデュアルブートすることも可能ですし、仮想環境でもCPUやメモリ容量によっては快適に動作します。
●CPU
ノート向けとは違い、デスクトップ向けのCPUはCore i3クラスでもかなり高性能です。それなりの性能が欲しい人はCore i5やAMD A10、動画のエンコードや3DCG制作など重い作業をする場合にはCore i7を選ぶと良いでしょう。
●GPU
CPUと同じくグラフィックボードもデスクトップ向けは高性能です。消費電力効率や発熱、ファンの騒音を気にする場合には最新のGTX960~GTX980辺りがオススメです。
以前の記事で書いた「
Catalyst Omega~AMD Radeonの逆襲~最新ドライバでフルHD液晶モニターに4K表示」をお読み頂ければお分かりになるかと思いますが、AMD Radeon Rシリーズもかなり優秀です。消費電力や発熱はNVIDIA製品より若干劣りますが、RadeonにはRadeonのウリがありますので、グラボ選びは好みと予算、やりたいゲームの要求スペックや実測fpsなどのベンチマークを参考にすると良いでしょう。
●メモリ
デスクトップの性能を活かすなら8GB~16GBは欲しいところです。
●メインストレージ
SSD単品だと256GBで1万円を切る製品も出回りかなり手頃になって来ました。Windows OSはアップデートやインデックスの作成などで頻繁にストレージにアクセスしますので、圧倒的にSSDが快適です。起動ドライブにSSD、データ保存用に大容量HDDというのが主流ですので、予算に余裕がある場合にはBTOのカスタムなどでそういった構成がオススメです。
●電源ユニット
自作をする場合には電源ユニットの選択も非常に重要です。ギリギリの電源容量で組んでしまうと動作が不安定になったり、後々グラボの追加や差し替えが出来ない場合が出てきます。
最近はGPUの低消費電力化でそれほど大容量の電源ユニットは必要無くなってきましたが、数万円クラスのグラボを搭載する場合には最低でも600W~700Wの電源が搭載されていると安心です。さらにHaswell以降のIntel CPUは最低電圧が0.5Aから0.05Aに下がっており、対応電源でないとその恩恵が得られない場合があります。
上記の要点を踏まえつつ、まずはパソコン専門店のBTOで値段やスペックのチェックを。細かいカスタマイズにも対応していますので、完成品のデスクトップパソコンを買うなら専門店のBTOが最も良い選択です。
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ドスパラは最短当日出荷!◯
BTOパソコン(PC)のことならパソコン工房通販ショップ既成品を購入する場合には、ASUSの製品がスペックやコスパ的にオススメです。国内の企業が販売している製品ではiiyama辺りも良いかも知れません。
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ASUS デスクトップ◯
iiyama デスクトップBTOでも既成品でもデスクトップパソコンは基本的に液晶モニターは別売りになっています。セット販売されている場合もありますが、液晶モニターも製品ごとに特徴やウリ、色合いなども違いますので本体と液晶モニターは別々に選んだ方が良いでしょう。個人的には24インチ、フルHD以上の製品がオススメです。
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液晶モニター■Apple Macという選択
さて、今回はWindowsパソコンを中心に話を進めて来ましたが、Apple製品も選択肢の一つです。ソフトウェアも充実し、最早WindowsとMacに大きな違いはありません。フォントが綺麗だったり採用されているモニターの美麗さやOSとハードウェアの親和性、直感的な操作性などMacにはMacの良さがあります。
しかしその分性能比では若干割高ですが、それだけの価値があります。上の方で「一体型パソコンは避けましょう」と書きましたが、iMacは別。ノートパソコンを少し強化したレベルの性能ですが、Mac OSそのものが軽いということもあり、デザインなどの重めの作業でもかなり快適に動作します。
「Mac Pro」「iMac 5K」「iMac」「MacBook Pro Retina」そして最新の「MacBook」、薄くて軽くてモニターの美しいモビリティに最適な「MacBook Air」「iPad」「iPad Air」など素晴らしいプロダクトが揃っています。
予算に余裕があり、用途をしっかり見極めて購入するのであればApple製品もかなりオススメです。型落ちがAmazonなどでも購入出来ますが、可能ならばApple Storeや家電量販店、直販サイトでの購入がオススメです。高い買い物ですので、故障を見越してAppleケアへの加入も忘れずに。
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Apple Macさて、過去に無いくらい長文になってしまった「パソコンの選び方」。でも本当はまだまだ語り切れないくらいの要素が山ほどあります。でもまあ、あまり専門的になり過ぎても初心者の方を悩ませてしまうだけですので、今日はこの辺で。
とりあえず、パソコンやインターネットの世界では「考えること」と「調べること」が大変重要です。パソコンやデジタルデバイスは結局ただの道具に過ぎませんので、予算だけでなく「何のためにパソコンが必要なのか?」「用途に分けて最適なデバイスを買った方が最終的にコスパが良いのでは?」など、色々と考え調べて購入を検討しましょう。
そして道具は古くなり、いずれ壊れます。デジタルデバイスの場合にはOSのサポートが終了しセキュリティの問題も出てきます。基本的には概ね5年使うつもりで予算や用途を考えると良い買い物が出来るかと思います。
まあ、お金が十二分にあるなら悩む必要は無いんですが、若者にはツライ時代ですので「賢い買い物」が出来るようパソコンを愛する者として心から応援しています。
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