
このブログには「スマホ タブレット」のカテゴリーもあるので、本日ご紹介の「Surface Pro 4」は「Windowsタブレット」にカテゴライズすべき製品かも知れません。しかし敢えて「ノートパソコン」を選択したのには相応の理由があったりします。
まず第一の理由は、構成や性能がミドルクラスのノートパソコンレベルだと言うこと。
CPUは、第6世代Intel Coreプロセッサ「Skylake」のモバイル向け「Core m3-6Y30」や「Core i5-6300U」「Core i7-6560U」「Core i7-6650U」を搭載。2コア4スレッドで低電圧ながらもかなりの高性能で、搭載オンボードGPUは4K解像度出力も可能な「HD Graphics 520 or Iris」。Surface Pro 4に搭載されているi5とi7は基本的にクロック数とL3キャッシュの微妙な違いしかありません。
物理CPUが2コアというのは若干心許ない気もしますが、グラフィック性能がかなり強化されていますので、トータルのバランスで言えば十分な性能を発揮してくれます。特にMicrosoftが直接監修している「Surfaceシリーズ」は、Windowsアプリケーションの運用テストや使用感、ユーザー体験を重視して設計されているため、3Dゲームなど専用のデスクトップPCが必要な極端に重い作業以外なら、ストレスなく使えるはずです。
第二の理由は純正のキーボード付きカバー(タイプカバー)。持ち運びの時に画面を保護するカバーとしての機能と、ノートパソコンのようなキーボード&タッチパッドを備えています。BluetoothやフルサイズUSB3.0ポート搭載ですので、別売りのマウスやキーボードを使用することも可能です。
という訳で、Microsoftが公式で宣伝している通り「ノートPCとタブレットを1つにした高い機能性」を持っている名機なので、「タブレット」というより「ノートパソコン寄りのWindowsタブレット」という印象です。
Windows10をターゲットに開発されただけあってOSとの親和性が高く、タブレットモードや高解像度画面の10点マルチタッチの操作性も良く、付属のスタイラスペン(Surfaceペン)では、まるで専用のペンタブレットのように繊細な筆圧で絵や文字を書くことが可能になっています。
「Microsoft Office Home & Business Premium」を標準搭載しており、ビジネス用途からAdobe系、デジ絵ソフト系、DTM系、動画編集などのクリエイティブな用途まで幅広く使える万能タブレット型パソコンです。
簡単に言えば「高性能なノートパソコン」「高性能なタブレット型PC」「ペンタブレット」という一台三役の活躍が期待出来るスーパーアイテム。学生から社会人まで、そして仕事から趣味の用途まで、誰にでもオススメ出来るデバイスに仕上がっています。
ビジネス系の最低限の用途ならCore m3モデルを。写真などを扱うならi5、クリエイティブな用途や動画配信などに積極的に使うつもりならi7のモデルがオススメ。データは基本的に外付けHDDに保存すればストレージ容量をそれほど気にする必要はありません。
メモリも同じくクリエイティブなら8GB以上。ライトユーザーなら4GBで問題ありません。動画編集などをする場合のみ16GBに有意性があるかも。
今、タブレットやノートパソコンの購入を検討している方には絶対オススメしたい名品です。
●Surface Pro 4
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