自作厨大注目の新CPU「Haswell-E」DDR4対応 8コアのCore i7がクルーーーー!
今年後半だと言われていたインテルの最新CPU&チップセット「Haswell-E」が9月中に発売されるとの情報をキャッチ。CPUのコア数からメモリ規格、チップセットまで全てが刷新された過去最高の傑作との噂。本日はこれまで出回っている「Haswell-E」の情報をご紹介したいと思います。
■6コア12スレッドモデルと8コア16スレッドモデルの二種類!
「Sandy Bridge-E」「Ivy Bridge-E」と同じく6コア12スレッド(HT)の最下位モデルと、脅威の8コア16スレッドの上位モデルの二種類が発売されるそうです。
「4コアで十分」というユーザーは多いかと思いますが、6・8コアではCPUの演算能力を最大限必要とする動画のエンコードなどで驚異的なスピードを体感できるはず。用途は選びますが、必要とする人には必要な超強力なパワーを持ったマルチコアCPUとなっています。
■メモリはクアッドチャンネル(4ch)のDDR4-2133
ついに出ました!DDR4!しかも通常のデュアルチャンネルの倍の帯域を実現するクアッドチャンネル!これでCPUとメモリのやり取りがさらに高速化し、ボトルネックの解消によって超パワーのCPUを最大限活かせると思われます。
とは言え、まだ流通量の少ない新規格なので、メモリ価格はかなり高くなると予想されます。
■L3キャッシュが20MBに大増量!
CPU内部に持つ超高速メモリL3キャッシュ。「Ivy Bridge-E」では15MB、「Haswell」では8MBだったものが20MBに大増量。これによりさらなる処理の高速化が期待出来ます。
■PCIeのレーン数が40に!
グラボやPCIe対応SSDなどを増設するPCIeポートのレーン数が「Haswell」の16レーンから40レーンに大幅強化。これによりグラボの4Way-SLIやCF、PCIe版SSDの追加にさらなる余裕が生まれます。
■新チップセット「X99」
「Haswell-E」向けとなるインテルの新チップセット。DDR4メモリ対応やPCIeのレーン数増強などが特徴。チップセットの詳細は下記の画像参照。
■発売される「Haswell-E CPU」は三種類!
それぞれコア数、クロック数、L3キャッシュ、PCIeレーン数などが違っています。
CPU名:Core i7 5960X
コア/スレッド数:8コア/16スレッド
定格周波数/ターボブースト:3.00/3.30GHz
TDP:140W
キャッシュ:L2=256kB x8、L3=20MB
PCIeレーン数:Gen.3.0:40(2x16 + 1x8)
CPU名:Core i7 5930K
コア/スレッド数:6コア/12スレッド
定格周波数:3.50/3.90-4.00GHz
TDP:140W
キャッシュ:L2=256kB x6、L3=15MB
PCIeレーン数:Gen.3.0:40(2x16 + 1x8)
CPU名:Core i7 5820K
コア/スレッド数:6コア/12スレッド
定格周波数:3.30/3.60-3.80GHz
TDP:140W
キャッシュ:L2=256kB x6、L3=15MB
PCIeレーン数:Gen.3.0:28(1x16 + 1x8 + 1x4)
最下位のモデルのレーン数がかなり少なくなっているのに注意。それでも予想価格が400ドル(約4万円)と、かなり高額になる様子。
CPUの進化がかなり鈍化していますが、DDR4の採用や4コアを超えるマルチコア、最新のアーキテクチャによってどれ程の実力を発揮するのか楽しみな新CPUです。
恐らく各PCショップのゲーミングマシンなどで一部採用されると思いますが、この夏のボーナスを貯金して最新最強の一台を組んでみてはいかがでしょうか?
発売後、ニュースサイトなどでベンチマークが掲載されるのが今から楽しみですね
ヾ(@^▽^@)ノ
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