多言語対応で日本の文化を世界に発信するWEBサイト「simplejapan」がオープン!
「日本人の作る日本人向けのサイトやアプリ」というのは、かなりの飽和状態です。余程の資金力や斬新なアイディア、話題性、宣伝力が無ければ大ヒットを生み出すのは難しいでしょう。
そこで、日本のクリエイターもそろそろ「世界」に目を向ける時代なのかな?と。
「Google」や「Facebook」などの「世界標準」なサイトやオンラインゲームでは、「ローカライズ」という各国の言語に合わせたUIやテキストのカスタマイズが施されますが、日本発で世界をターゲットにしたサイトやアプリというのはまだまだ少ないのが現状です。
しかし、日本のコンテンツやWEBサイト、アプリが世界の中で特段劣っているという訳ではありません。むしろ「日本ならでは」のオリジナリティ溢れる魅力的なコンテンツは山のように存在します。「マンガ」なんてその最たるものでしょう。
「東京オリンピック」もそうですが、日本に対する世界の関心というのは年々増え続けています。そこで、日本のコンテンツ制作者やWEB、アプリ、ゲーム制作に関わる人々もどんどん世界に向けて発信していくべきと思います。
クレジットカード決済なら、世界中のどこの誰からでも売り上げを得られますし、「Googleアドセンス」を活用すれば世界中のインターネット・ユーザーを対象に広告を配信することも可能です。
「ターゲットとなる人数」も日本だけでなく、世界を狙った方が総数は圧倒的に多いので「アメリカン・ドリーム」的な大ヒットも期待できます。
例えばWEBマンガやラノベ・WEB小説、アニメや動画配信サイトはどんどんローカライズを施して世界中のユーザーをターゲットに市場を開拓していくと、大きな利益を生むかも知れません。
さて、そこで今回ご紹介の「simplejapan」は、「日本人にとっては当たり前」な「日本の文化」というコンテンツを世界中の言語で紹介するWEBサイト。
「Popular site links of Japan.」では、日本でポピュラーな大手WEBサービスやサイトへのリンクを掲載し、「Japanese Kanji font image archive.」では、漢字の意味を多言語に翻訳し画像でフォントのデザインを確認出来ます。
一つ目のコンテンツはいわゆる普通の「リンク集」ですし、漢字に至っては日本人なら日常で目にするただの書体に過ぎません。しかし、それを世界中のユーザーを対象に「多言語化」「ローカライズ」するだけで、「一つのコンテンツ」になってしまうのです。
僕らも通常、日本語にローカライズされていない海外のサイトやコンテンツを目にする機会が少ないのと同じように、海外の人々も「日本のサイトやコンテンツ」を目にする機会はほとんどありません。一部、違法に翻訳され出回っているマンガやアニメなどのコンテンツだけでしょう。
どんなコンテンツでも、クオリティさえ良ければ世界中にニーズはあるはずです。「simplejapan」のように「外国語アレルギー」に囚われず、日本のコンテンツをどんどん海外へ発信していくことが、日本のクリエイターに求められる次の時代のスキルでしょう。
「日本を元気に!」じゃありませんが、個人レベルからインディーズ、大手に至るまで、すべてのクリエイターに「世界進出」を狙う時期が来ているのかも知れません。
●simplejapan
Japanese culture information portal site. Popular site links of Japan and Japanese Kanji font image archive. Kana Touch Hiragana Katakana voice to learn Japanese.
↓ブログランキングにご協力お願い致します。